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【ニートが生活保護を受給する】条件はそれほど甘くない!期待は禁物

それほど甘くない 生活保護受給

ニートを続ける人の中には「生活に困ったら生活保護を受ければいいし、何とかなるだろ」と思ってる人もいるようデジが、生活保護の受給条件ってそう甘くないんデジよ!

働かず収入が無い状態でも受給を認められない人はたくさんいるし、生活保護の利用を前提として将来のことを考えるのは非常に危険デジ!

今回は生活保護の受給条件がどれだけ厳しく、また生活保護を認められたとしても将来はあまり明るくないことを紹介するデジ。将来的に生活保護を頼るつもりだった人は最後までチェックしてほしいデジ!

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ブイブイ

ブイブイ

型落ちのAIロボットで少々劣化パーツあり。なぜか就職・転職業界に詳しく、AIロボットだけに知識の蓄積量は半端ない。新しいものや話題のものが大好きなミーハーロボット。

ガーデン

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細身でソース顔のイケメン。過去3回の転職経験で、着実に営業マンとしてのキャリアを積んできている。探求心が強く、とにかくインターネットで調べまくるのが特徴。

ニートでも生活保護を受けられるとは限らない!

「ニートなら収入も無いんだし簡単に生活保護を認めてもらえるだろ」なんて考えは大間違いデジ!生活保護の条件ってなかなか厳しくて、ニートだから認められるとは限らないんデジよ!まずは生活保護の受給条件などを確認にしていくデジ!なお、生活保護は簡単に説明すると以下のようなものデジね。

生活保護とは?
経済的に困った人へ、最低限度の生活を保障するため、保護費を支給する制度。受給には様々な条件があり、申請が認められなければ生活保護を受けることはできません。

生活保護の受給条件は甘くない!

生活保護を受けるためには以下のような条件を満たさなくてはいけないデジ!

生活保護受給の条件
  • 世帯の収入が最低生活費以下
  • 預貯金・現金・土地などの財産が無い
  • 援助してくれる家族・親族がいない
    両親・子ども・配偶者・兄弟など
  • 病気や怪我などで働くのが難しい

上記のような条件を満たしたうえで、福祉事務所で申請を行い、審査に通過すれば生活保護を受けることができるデジね。

う~ん。けっこう条件が厳しそうだ。そもそも最低生活費って何を基準にしてるんだい?

最低生活費とは、憲法で決められた「健康で文化的な最低限度の生活を営むために必要な生活費」のことで、世帯の人数や年齢、住んでる土地などによって金額は変わってくるデジ。

最低生活費の一例
31歳独身の東京23区在住
最低生活費=132,930円
 
65歳夫婦の東京23区在住
最低生活費=183,200円

上記の最低生活費以上の収入がある場合は、生活保護の受給が認められないわけデジね。なお、収入とは給料だけでなく、年金や失業保険、保険金、家財を売って得たお金などあらゆるものを含むデジよ。

一定の収入があるなら生活保護は必要ないもんね。

また、厚生労働省が定める保護の要件等では「働くことが可能な方は、その能力に応じて働いてください」となっているため、働けるのに働いてないタイプのニートだと生活保護が認められないかもしれないデジ。

なるほどなぁ。病気や怪我で働けないタイプのニートじゃないと受給は難しいってことか。

認められたとしても、国が就業支援をしていく形になるんじゃないデジかね。とにかく、生活保護の受給ってそう簡単じゃないデジ。実際は生活にどうしても困った人用の制度デジから、ニートだからって簡単に受け取れるとは考えちゃダメデジ!

こんな人は生活保護を拒否されやすい

ここで生活保護の受給を拒否されやすい人の特徴を紹介しておくデジ。

生活保護を拒否されやすい人
  • 10万円以上の貯金がある
  • 家族や親族から援助を受けられる
  • 働くことが可能な状態にある
  • 年金や雇用保険の給付が受けられる
  • 不動産や車など売却できるものがある

生活保護の可否を決めるのは福祉事務所や自治体の判断デジから、上記に当てはまる人が必ず受給できないとは限らないデジけど、一定の貯金があったり、家族からの援助が見込める人は生活保護を受けられない可能性が高いデジ。

10万円の貯金でアウトなのか。

生活保護は本当にお金に困った人のための制度デジ。10万円もの貯金があれば、それが尽きるまでは生活可能と判断されてしまうデジね。

まぁ、10万円あれば・・・切り詰めれば1ヶ月くらいいけるか?

いろいろ体験談を見ていると、たった2万円の貯金で拒否されたケースもあるようデジよ。「2万円の生活費が尽きてから再申請してください」と言われたらしいデジ。

たった2万円でか…。もはや数日の生活も厳しいんじゃ…。

また、年金や失業保険、傷病手当金など生活保護以外に公的制度の給付が受けられる時も、受給を認められにくいデジね。おそらく、失業保険等が受けられるなら、まずはそっちの利用をお願いされると思うデジ。

う~ん。こうしてみると、生活保護の受給ってかなりハードが高いのかも。

誰でも受給できるようじゃ、本当に困ってない人も受給しちゃうデジからね。国としても受給者を増やし過ぎるのは問題と考えてるはずデジ。

ニートでも受給拒否のケースは多い

ニートであっても生活保護の受給を拒否されるケースは多いもの。たとえば、以下のようなケースが存在するデジよ。

受給拒否のケースA
年金暮らしの両親と同居する無職のAさん。このままでは困窮から共倒れすると考え、生活保護を申請しましたが、両親に一定の収入が認められることから、生活保護の受給を拒否されました。
受給拒否のケースB
Bさんは生活の困窮から生活保護の申請相談に乗ってもらったのですが「まだ若いんだから働ける!」「まずは親族に援助を頼みませんか?」などと説得され、申請を諦めてしまいました。

ケースAは収入があるため生活保護が認められなかったケースデジ。基本的に両親と暮らすニートが生活保護を受けるのは難しいデジね。

両親の収入が最低生活費を下回ってる場合なら可能かもだけど、それも少なそうだね。

また、福祉相談所の職員としては生活保護の受給者をあまり増やしたくないようで、ケースBのように「何とか申請させないよう」に説得・妨害される可能性も低くないデジ。実は申請自体がひとつのハードルになってるって話もあるデジね。

話を聞けば聞くほど、生活保護の受給が大変って分かるなぁ。

生活保護を見越しての人生プランは成立しない!

ここまでの話で分かってもらえたと思うデジが、ニートでも生活保護の受給は難しく、生活保護を見越しての人生プランを立ててしまうのは非常に危険と言わざる得ないデジ!

そんな人いるのかな?

具体的にプランを立てていなくても「お金の困ったら生活保護があるしいいか」と考えてる人は少なくないはずデジ。しかし、そんな甘い考えは通用しない可能性が高いデジ!

確かに生活保護で何とかなるって考えてる人は少なくないのかも。

年金と違って生活保護を確実に受けられる保証なんて何ら存在しないデジ。生活保護はどうしようもない時の最終手段であって、利用を前提に人生を送るのはダメゼッタイ、デジ!

【余談】申請時に親兄弟へバレるのもキツい…

余談デジけど、生活保護を申請した後は、家族・親族からの援助が期待できないか調査されるデジ。この調査というのは、両親や兄弟に手紙や電話で「〇〇さん(生活保護の申請者)を援助できませんか?」と確認するものデジね。

つまり、生活保護を申請したことが両親や兄弟にバレるってことか。

そういうことデジ。生活保護の申請が両親や兄弟にバレるのって予想以上にメンタルがキツいんデジよね…。そのせいで両親や兄弟から心配のメールや電話がきたりして・・・これも非常に心が痛くなるデジ…。

ニートの生活保護が認められても生活は苦しい…

よしんば生活保護が認められたとしても、その後の生活が豊かになるわけじゃない・・・というよりも、生活保護での生活はかなり苦しいものデジよ・・・。

生活保護での生活はカツカツ

生活保護で受給できる金額は、食費や衣類代などの「第1類費」や、電気代やガス代などの「第2類費」の合計になるデジね。具体的な金額の目安は以下のようになるデジ。

生活保護の受給額目安
31歳独身の東京23区在住
受給額=77,940円
(+住宅費の上限が53,700円)
 
45歳独身の神奈川県横浜市在住
受給額=78,830円
(+住宅費の上限が52,000円)

※持ち家の場合は住宅費(住宅扶助費)は支給されません。

アパートなどの場合は受給額とは別に住宅費も支給されるデジが、これは上限が決まってるうえに実費の支給デジから、生活費の足しにはならないデジね。たとえば、上限が52,000円でも、家賃40,000円の住居なら住宅費は40,000円までしか支給されないデジ。

つまり、80,000円に満たないくらいの金額で、毎月やりくりしないといけないのか。

それで電気代やガス代、スマホ代やインターネット代などを支払うのは辛いデジよね。生活の仕方にもよるデジが、最低限の生活をするだけで、まず贅沢なんかは無理デジね。

まぁ、生活保護を受け取りつつ贅沢を出来る方がおかしいよね…。

当たり前といえば当たり前デジけど、生活保護で毎月20万円、30万円と給料を受け取ってる人と同じ生活ができるとは思わない方がいいデジよ。切り詰めつつのキツイ生活が続くと考えておくべきデジね。

生活保護は何かと制限が多い

生活保護では様々な制限がかかる、といった問題も存在するデジ。

生活保護の制限
  • ぜいたく品などの所有は禁止
  • クレジットカードを作れない
  • ローンを組めない
  • 引っ越しが必要なケースあり
  • 定期的に担当者に家庭訪問される

まず、生活保護の受給者はぜいたく品の所有が制限されるデジね。

ぜいたく品の例

  • 車・バイク(原付等は除く)
  • 不動産
  • 生命保険
  • 宝石など

条件によっては認められることもあるデジけど、基本的に車やバイクなどの保有は無理なようデジね。また、現在は認められることが多いようデジが、前はエアコンの購入が認められないこともあったようデジ。

それは命にかかわる可能性が…。

また、先ほど紹介したように、生活保護で払ってくれる家賃には上限があるため、引っ越しを勧められる可能性もあるデジ。加えて、担当者が定期的にやってきたり(収入や求職状況確認のため)、クレジットカードを作れなかったりと。とにかく制限が多く、普通の生活とはやや変わってくるデジ。

う~ん。何だかストレスがたまりそうだ…。

そうデジね。働かなくても生活が保障されるものの、いろいろとストレスを感じてしまうかもしれないデジ。これも含め、ニートでも生活保護をあてにするのはおすすめできないデジ。

精神的にも辛くなるばかり…

辛い労働を頑張って給料を入手している人がいる中で、本当は働けるのに生活保護を受給するというのは精神的にも辛いと思うデジよ…。特に生活保護の受給中って時間ばかり余るデジから、余計な事を考えてしまいがちデジ。

時間ばっかりあるのって辛いんだよね…。

また、生活保護の金額って年齢と共に下がっていくデジから、「これから先、さらに生活がきつくなるのか…」と考えてしまうことも、デジ。病気や怪我などがあるならともかく、労働が可能な健康体を持っているなら、なるべく早めに仕事を始めるのがおすすめデジ!

ニートの生活保護は期待できない!早めの職探しがおすすめ!

今回紹介したように、ニートでも生活保護の受給は期待できないデジ。また、よしんば生活保護が受給できても様々な制限がかかり辛いデジから、出来ることなら早めに仕事を始めて生活保護に頼らない将来を目指してほしいデジ!

まずは在宅ワークから始めるのもあり

なるべく生活保護を頼らず~とは言ったものの、ニートが急に外に出て仕事をするのは辛いかもしれないデジね。そんな時は、在宅ワークから始めてみるのもいいデジよ!

在宅ワークって、WEBライターとかブロガーとかかな?

そうデジね。今やパソコンとインターネット環境さえあれば、簡単に仕事を始められる時代デジ。ガーデンの言ったWEBライターやブロガーでもいいデジし、スキルがあるならイラストレーターや動画投稿者なんかを目指すのもありデジ。

自宅で出来る仕事って意外に多いよね。

自宅で出来る仕事なら人との関わりもほぼ無いデジし、まずはクラウドソーシングに登録だけでもしてみてはどうデジか?

クラウドソーシングとは?
インターネットで自分に合った仕事を探せるサービス。サイトによってライティングやイラスト作成、翻訳などいろいろな仕事が依頼されています。

理想は安定した仕事!アルバイトからでもOK

上記で在宅の仕事について解説したデジが、どうしても在宅での仕事は安定感が無いため、可能であれば就職活動で安定した仕事に就きたいところデジ。

安定した仕事かぁ。でも、いきなり正社員ってハードル高くない?

確かに、いきなり正社員は難しいかもデジから、まずはアルバイトでもOKデジよ。アルバイトだって在宅での仕事に比べれば安定感があるし、新聞配達や清掃員なら人との関わりも最小限で済む可能性が高いデジ!

社会復帰の一歩として始めやすい仕事も多いよね。

アルバイトで徐々に仕事への体制をつけていき、将来的には正社員になり、安定した未来を掴むのが理想デジね。最近はニートの就職を支援してくれるサービスもあるデジから、そういったサービスを頼るといいかもしれないデジ!

ガーデン

働けそうな場合、生活保護を拒否される可能性大だから、やっぱり働くことを前向きに検討すべきかもね。次の記事に、ニートに向いている仕事をまとめたから一度目を通してみて!
ニートでもできる 向いてる仕事 ニートでもできる仕事&向いてる仕事【全25選】

ニートの「生活保護があるし…」は甘すぎる!

今回の内容から分かると思うデジが、「ニートでも生活保護があるし…」という考えは甘すぎデジ!いくら仕事が無くても生活保護はそう簡単に受給できないんデジよ!最悪、頼りにしていた生活保護が受けられず路頭に迷ってしまうかもしれないデジ!

そうならないよう、早めに仕事を見つけるなどして、生活保護に頼らず生きていけるようにしてほしいデジ!生活保護を確実に受給できる保証なんてどこにも存在しないんデジからね!